S2再入門以前の環境設定の話
S2に再入門の続き。前回の宿題回答として、まず、環境設定の話から。
(p.18)Eclipse起動でトラブりました(解決済)
この際なので、Javaを1.5から1.6にした。すると、Eclipseの起動中にエラーが出るようになった。
エラーダイアログを見ると、JVMが終了してしまっている。JavaVersion=1.5とかいってる。いま1.6にしたところなのに……お構いなしか。違うバージョンのVMを探しに行ってしまうらしい。
というわけで、参考にさせてもらいました。
Eclipse自体が使うJavaVMを明示的に指定することができます。
eclipsewiki.net - このウェブサイトは販売用です! - eclipsewiki リソースおよび情報
上の記事では、コマンドラインから起動するときにオプションを与えて指定している。同じことが、eclipse.iniに「-vm」オプションを使った記述を追加することでもできる。eclipse.iniは、Eclipseをインストールしたフォルダの中にある。
次の記事も参考にさせてもらいました。
(p.22)Tomcat起動でトラブりました(解決済)
http://localhost:8080/sa-struts-tutorial/にアクセスしようとして、Tomcatの起動エラーが出た。
そもそもhttp://localhost:8080/に繋がるかを確かめてみたら、Tomcatのホームではなく、「ORACLE DATABASE 10g EXPRESS EDITION LICENSE AGREEMENT」が表示されて面食らった。
そういえば、自宅のパソコンには、Tomcatより先にOracleXEをインストールしてあった。Oracleをインストールした時、ポートに8080を指定した覚えがある。それでポートが競合したのか。
さて、OracleとTomcat、どっちのポートを変えるか。
次のページを参考にさせてもらいました。
Oracle 9i を普通にインストールすると XML データベースという機能がインストールされてしまいます。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~mitt/java/install/tomcat50.htm
(残念ながら Oracle 10g の場合は分かりません)
この XML データベースがデフォルトで 8080 のポート番号を使っているため Tomcat と競合してしまいます。
(上の記事はOracle9iの話ですが、Oracle Database 10g Express Editionでも競合するんですね)
対処としては XML データベースのポート番号を変更する方法がありますが、
http://www1.mahoroba.ne.jp/~mitt/java/install/tomcat50.htm
そもそも XML データベースを使っていないなら削除した方が良いでしょう。
(中略)
他ソフトのポート番号を変更するのが無理な場合は Tomcat 自体のポートを変えてしまいましょう。
Tomcat がインストールされているフォルダに conf というフォルダがあると思います。
その中に server.xml ファイルがあるのでテキストエディタで開きます。
ファイル内に port="8080" のような箇所があると思います。
この値を変更して保存し、Tomcat を再起動すれば変更完了です。
XMLデータベースを消したくなかったので、Tomcatの方のポート番号を変えた。今度はエラーにならずに起動して、Tomcatホームが表示された。チュートリアルにも無事アクセスできた。