Wiresharkを使ってみる
出入りするパケットは全部監視しろってじっちゃがいってた。
…んだけど、よくわからないのでひとまず家で試しました、という自分用のメモです。
- やりたいこと
- (単純に)生のパケットを見る
- 開発中のアプリがネットワークに接続している時のパケット流量を知る
接続時間スループットの目安値を得るため
- 環境
- Windows XP Professional Version 2002 Service Pack 3
- Wireshark 4.1.2
Wiresharkとは
Wiresharkは、GUIを持つネットワークプロトコルアナライザです。GPLライセンスのOSSです。何らかのパケットキャプチャソフト(今回はWinPcap)と合わせて使います。
Wireshark4.1.2には、WinPcap4.1.2が同梱されていて、Wiresharkのインストール中にWinPcapもインストールするかを選択できます。WinPcapを個別にダウンロードしてこなくても大丈夫。
ちなみに、WinPacpは、Windows XPは2.3以降、Windows 7は4.1以降を使うようです(4.1.2 or 3.1で、色々バグが直っているそうで、これらのバージョンが推薦されています)。
Wiresharkと同時インストールできるもの
触ってみた雑感
上記の目的のためだけなら・・・
接続先ごとのパケット流量を知る
Wiresharkでは接続先ごとのパケット流量がわかります。
Windowsのパフォーマンスモニタでパケットを見ようとすると、NIC単位でざっくりまとめられてしまいます。それに比べて正確に取れるし、接続先ごとにテストを流さなくても、後から篩い分けることができるので、ベンリです。
方法: [Statistics]→[Conversasions]→[IPv4: 6]タブでhttp、httpsの通信あたりを見る。
キャプチャデータを自動保存する
キャプチャオプションの設定を使うと、キャプチャデータをファイルに自動で保存できます。
ファイルのローテーション単位は、時間、ファイルサイズ、パケット量から選ぶことができます。仕掛けて放置できるので、ベンリ。
方法: [Capture]→[Options]→[Capture File(s)]で設定する。
こんなところかな?
Wiresharkは機能も設定項目も豊富なので、まだよく把握できません。追々、必要に応じてマニュアルを読もう・・・。