イベント参加と関心事の記録を図にしてみた(2011年版)

今年参加したイベントを図解によって振り返ります。この日記では年末恒例です。(2010年の分2009年の分

年の前半は、クラウド関連のイベントに参加することが多かったです。

春以降、クラウドと関わってきて感じた教訓は、大きく2つに集約されます。それは、

  • 業務ドメインの中で現実的な目的と課題を見つけることが第一
    • クラウドは手段なので、ビジネス要求の中に最初から持ち込むのはヘン
  • 構築では、従来と同じか、あるいは延長線上にあるエンジニアリングスキルが必須
    • それがなければ、クラウドのメリットを活かせないどころか、最低限の品質も担保できない

…というごく当たり前のことでした。まだまだ修行&試行錯誤中です。

年の後半は、勉強会へ行くことが減りました。上記を踏まえて、いま自分に必要なのは、独りで手を動かす時間を取ることだと痛感したためです。

夏頃から、1冊の本に生活を侵食されました。こんなに濃密な本を読んだのはいつ以来でしょうか。C++を知らないからという理由でこの本を避けることなく、「何となく良書っぽい」という直感にしたがって本屋の会計へ持って行ったのは、今年行った中で最も正しい選択でした。

そんなこともあり、完全になりゆきですが、今年新しく学んだ言語はC++だったということにしたいと思います。習得どころか、入り口すらまだ見えませんが、そんなものでしょう。「プログラミングを独習するには10年かかる(参考: http://www.yamdas.org/column/technique/21-daysj.html)」というくらいですから…。

人から誘ってもらって参加したイベントは、GAEとG*と忘年会の3つでした。ありがとうございました。

来年は、とりあえず「都市伝説を粉砕し合いOpenJDKの実装から真実を学ぶJavaパフォーマンス勉強会」のようなものがあれば、ぜひ参加したいと思います。よろしくお願いします。