備忘メモ: VirtualBoxのネットワーク設定

参考

以下の内容は、公式マニュアルによくまとまっています。

環境

手順

ゲストからインターネットへ接続するには、VirtualBoxのNATの設定を使うと手軽です。

NATを使う場合、いくつかの制約があるので注意します。

  • TCPUDP以外のプロトコルはサポートされません。つまり、たとえば、ゲストではPPTP接続を利用できません。
  • rootで実行しないアプリケーションは、1024番以下のポートを使うことはできません(指定するとVMが起動しないらしい)

ホストとゲストのやり取りには、Host-only Adapterを使います。これは、ホスト側に専用の物理NICを必要とせず、代わりに仮想NICを作成します。

Host-only Adapterは、VirtualBoxの設定項目で追加できます。

設定後にキャプチャを撮ったためinactiveになっていますが、最初に設定する時には、[ネットワークアダプタを有効化]のチェックボックスをチェックすることができます。ここをチェックして、Host-only Adapterを選びます。

アダプタを追加すると、ホストOS(Windows 7)の[ネットワークと共有センター]で、項目の追加を確認できます。

ホストにその仮想マシンを保持している間は、この設定を消さずに置いておきます。

疎通確認

  1. ホストからゲストにping
  2. ゲストからホストにping
  3. ゲストから外部サーバにping

ホストが存在するネットワークがインターネットに出るためにプロキシを使っている場合は、ゲストにも設定します。3で失敗するときは、ここを確認。

プロキシの設定方法は、ゲストOSによるので省略します。ゲストOSを対話的にネットワークインストールしたなら、その時点で設定しているハズ。