Mac上でRubyのバージョンを2.0.0から2.2.0に上げる

Mac OS X(Yosemite)システム標準の2.0.0を使っていることが気になっていたので、バージョンを上げました。手順をメモ。

次の記事が参考になりました。

rbenvとruby-buildのインストール

Homebrewでrbenvとruby-buildをインストールする。

% brew install rbenv ruby-build

ruby-buildは、rbenvのプラグイン。rbenv以外のRubyの複数バージョン管理ツールと一緒に使ったり、ruby-build単独で使ったりもできるとのこと。

インストール直後に--versionを叩くとエラーになる。

% rbenv --version
/usr/local/Cellar/rbenv/0.4.0/libexec/rbenv---version: line 17: cd: /Users/USER_NAME/.rbenv: No such file or directory

rbenvのREADMEに書いてあるとおり、パスの設定をする。手元のシェルはzshなので、次のようにする。

% echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
% echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc

ターミナル(iTerm)を再起動する。

% rbenv --version
rbenv 0.4.0

今度はエラーが出ることなく、rbenvのバージョンを表示できた。

Rubyのインストール

バージョンを指定して、Rubyをインストールする。rbenv install --listで、インストール可能なRubyの一覧を確認できる。

% rbenv install 2.2.0

自分の環境で利用できるRubyのバージョンを確認すると、システムにプリインストールされているバージョンが、依然として優先されている。

% rbenv versions
* system (set by /Users/USER_NAME/.rbenv/version)
  2.2.0

カレントディレクトリでも同様。

% rbenv version
system (set by /Users/USER_NAME/.rbenv/version)

そこで、環境全体で使うRubyのバージョンを、先ほどインストールした2.2.0に変更する。

% rbenv global 2.2.0

これで、カレントディレクトリ、システム全体ともに、Ruby 2.2.0が使えるようになった。

% rbenv version
2.2.0 (set by /Users/USER_NAME/.rbenv/version)
% rbenv versions
  system
* 2.2.0 (set by /Users/USER_NAME/.rbenv/version)

わーい。