CloudStackウォッチ

昨夜のhbstudy#24。

第24回: OpenStack / CloudStack祭り!! [共催: 日本OpenStackユーザー会/日本CloudStackユーザー会]

hbstudy#24 : ATND

どんな話があったんだろう。行きたかった。

仕事がhogeして、直前でキャンセルしてしまいました(すみません、すみません...)

腹いせに、ここ1年くらいヲチしてきたCloudStackまわりについて、覚書を置いておきます。

CloudStackとは
CloudStackは、自前で仮想マシンを管理・運用するためのツールです。KVMXenなどの仮想化機構で作った仮想サーバを、統合的に管理できます。300万円くらいの商用版もありますが、無償のオープンソース版もあります。
  • 〜2010年春
    • OSSのCloud Buidingツールで話題になるものといえばEucalyptusがほとんどだった時期
      • OpenNebulaとか、Nimbusとか、すでにあったハズだけれど、使ってる人の話を聞いたことがなかった
  • 2010年7月
    • ライバル(嘘)・OpenStack登場!
      • 中身は完全にピュアPythonということで、蛇使いの皆さんの注目を集める
    • 本体の2.1がリリースされる。致命的なデグレが多く、がっくし。
  • 2011年6月
    • 引き続きセミナーや勉強会が多い。RightScaleとの抱き合わせも有り
    • フォーラムが凍結されて、新しいサイトが立ち上がった。http://cloudstack.org/

IaaSツールといえば、EucalyptusやOpenStackの話題が多いし、IPA社内クラウド向けOSSカタログに採用されたのも、先行実績のあるEucalyptus

CloudStackは流行らないのかしらんと思っていました。

でも、最近の事例ラッシュを見ると、やはりどこでも水面下ではガンガン検証されているのですね。

CloudStackは中身がJava(+大量のシェルスクリプト)なので、国内のまるいIT企業には、OpenStackよりとっつきやすいのではないでしょうか。

最近はAWSばかり触っていますが、仮想化を実現する仕組みをもっと理解しなければと思います。作りたいのがパブリッククラウドでもプライベートクラウドでも、ツールがOSSでもプロプライエタリでも、IaaSまわりの仕事をする上で、ネットワーク仮想化の知識はとても重要ですよね。