CloudStackウォッチ
昨夜のhbstudy#24。
第24回: OpenStack / CloudStack祭り!! [共催: 日本OpenStackユーザー会/日本CloudStackユーザー会]
hbstudy#24 : ATND
どんな話があったんだろう。行きたかった。
仕事がhogeして、直前でキャンセルしてしまいました(すみません、すみません...)
腹いせに、ここ1年くらいヲチしてきたCloudStackまわりについて、覚書を置いておきます。
- CloudStackとは
- CloudStackは、自前で仮想マシンを管理・運用するためのツールです。KVM、Xenなどの仮想化機構で作った仮想サーバを、統合的に管理できます。300万円くらいの商用版もありますが、無償のオープンソース版もあります。
- 〜2010年春
- OSSのCloud Buidingツールで話題になるものといえばEucalyptusがほとんどだった時期
- OpenNebulaとか、Nimbusとか、すでにあったハズだけれど、使ってる人の話を聞いたことがなかった
- OSSのCloud Buidingツールで話題になるものといえばEucalyptusがほとんどだった時期
- 2010年5月
- CloudStack登場!
- 「一体いくら払ってcloud.comドメインを取ったのか?」と、話題になる
- 自分は日本語の記事が出てから知った
- CloudStack登場!
- 2010年10月
- オープンクラウドキャンパスのキックオフで、初めて(?)日本語セッションが登場
- 日本CloudStackユーザー会が発足
- 2010年11月〜2011年3月
- 勉強会が続々と開催される
- オープンソースカンファレンス2011 Tokyo/Springでオープンクラウドキャンパスさんがブース出展
- Enterprise Editionを見せてもらって、日本語UIにビックリ。中の人に日本の開発者の方が2人いて、ローカライズを進めてくれているらしい。すごいなー
- 本体の2.2 がリリースされる
- AWSと互換性のあるAPI CloudBridge がリリースされる
- 2011年5月
- 2011年6月
- 引き続きセミナーや勉強会が多い。RightScaleとの抱き合わせも有り
- フォーラムが凍結されて、新しいサイトが立ち上がった。http://cloudstack.org/
IaaSツールといえば、EucalyptusやOpenStackの話題が多いし、IPAの社内クラウド向けOSSカタログに採用されたのも、先行実績のあるEucalyptus。
CloudStackは流行らないのかしらんと思っていました。
でも、最近の事例ラッシュを見ると、やはりどこでも水面下ではガンガン検証されているのですね。
CloudStackは中身がJava(+大量のシェルスクリプト)なので、国内のまるいIT企業には、OpenStackよりとっつきやすいのではないでしょうか。
最近はAWSばかり触っていますが、仮想化を実現する仕組みをもっと理解しなければと思います。作りたいのがパブリッククラウドでもプライベートクラウドでも、ツールがOSSでもプロプライエタリでも、IaaSまわりの仕事をする上で、ネットワーク仮想化の知識はとても重要ですよね。