appengine ja night #4へ行ってきた
先週の金曜の夜、appengine ja night #4へ行ってきました。
ATNDで補欠登録していたら、ラッキーにも繰り上がって参加できました。やったー。初参加! すごく面白かったです。
というわけで、参加して感じたことをダラダラ書いておきます。
「DSL駆動開発×AppEngine」(浅海さん)
浅海さんの発表を聴いたのは、去年のJava World以来です。その時はたしかScalaについての講演だったので、Model Driven Developmentのお話を聴いたのは、今回が初めてでした。
発表を聞いて、抽象度の高いモデルから自動生成されたシステムは、App EngineなりAzureなりのプラットフォームを前提として実装されたシステムに、パフォーマンスや最適化の度合いの面でかなわないのでは?と疑問を持ちました。どうなんだろう。
その一方で、「全部は無理でも、設計のかなりの部分を再利用できる。そうすれば工数を短縮できる」という浅海さんの言葉を聴いて、目が覚める思いもしました。システムがお客さんに対して提供するモノである以上、特定のアーキテクチャに根ざした良い設計をすることと同じくらい、構築にかかる工数を短縮することもまた、きっと目指すべきところですよね。そういうビジネス的な視点が、自分には足りなかったので、新鮮でした。
実装でなく設計を再利用しようとはよくいわれるけども、実際に再利用する方法が、自分はよくわかっていないことにも気づきました。ようは勉強不足なんですが…。フレームワークを別にすれば、パターンに記述された知識という形でしか、再利用方法を知らないといっていいレベル。だけど、浅海さんが開発されたツールでは、それが実装/実現されているらしい。まだイメージがわかないけど、実際に見てみたいなあ。
それと、モデルの複雑度という尺度で設計の良し悪しを評価する案もある、というお話が面白かったです。メタな領域で、そんなことまでできるんですね。