本をiPadで読む生活・その3。裁断機がきた

iPadは月曜日に届いた。で、ついついお絵かきソフトをインストールしてしまい、すっかり腑抜けている。ラクガキする暇があったらコード読むって決めたのに・・・まあいいや、勉強もしよう。。。

それはそうと、待ちに待った裁断機がきた。

レンタル裁断機(MAITZ 卓上型裁断機 MC-300)

前回書いたとおり、裁断機はDMM.comhttp://www.dmm.com/)でレンタルした。これ。

マイツ 強力裁断機 A4長辺対応 MC-300 ライトグレー

マイツ 強力裁断機 A4長辺対応 MC-300 ライトグレー

DMMの場合、レンタル日数は、店が発送した日から、返送して店に着いた日までの設定になる。

加賀から12日に発送されて、東京の我が家に着いたのが14日。届くのに2日かかるらしい。

今回、10日間レンタルにしたからよかったけれども、これが5日間レンタルだったら中1日しかないところだった。完全にデスマーチだ。あぶない。

わりとテキトーなカンジで、ダンボールに入って届いた。

緩衝材は、ダンボールの底にプチプチが敷いてあるだけ。機械も、ホコリが着いていたり汚れていたりして、あまりキレイな状態ではない。まあ切れればいい。

14kgもあって、箱から取り出すのが大変だった。腰に負担をかけないように、かなり気をつけた。

箱の中に乾電池が転がっていた。マニュアルには、乾電池を所定の場所に設置せよと書いてあるが、所定の場所がどこか分からない。オモテにはない。ウラには・・・あった。

わかりづらい。あと、一瞬とはいえ、14kgのマシンを支えながらセットするのが辛い。。。

この単三電池2本は、位置あわせ用のLEDランプのためにある。裁断自体は手動で行う。

電池と受け木(1枚目の写真に写っている赤い細長い棒)を本体にセットして、裁断が開始できるようになった。

本の裁断

本の背表紙を薄く落として、ScanSnapにかけられるように、バラバラの状態にする。

  • 刃よりも薄い本なら、そのまま切れる。
  • 刃よりも分厚い本は、裁断できる薄さに、背表紙を分割する。

ブログや自炊スレを見て、OLFAのカッターマット、カッター、替え刃を買っておいた。

これが大活躍で、背表紙を気持ちよくスイスイと切れた。ちなみに、この刃は大型なので、傷んできたらペンチを使って折る必要がある。

取り急ぎ、人間讃歌の物語を100冊ほど切り刻んでみた。

慣れると、1冊に1分もかからない。

  1. 本のカバーを外す
  2. 位置調整済みの裁断機にセットする
  3. ハンドルを下ろす
  4. 本から紙束になったモノを取り出して、元のカバーで巻く
  5. 上のような背表紙の残骸を、裁断機の外に滑り落とす

本のカバーもスキャンしてとっておきたい場合は、中身と同じサイズに切り出す必要がある。これはカッターでいいと思う。

他にも、2年以上前の学会誌、会社の研修で使ったテキスト、ペーパーバック素材の技術書などを裁断してみた。

あと数日のうちに、さらにざくざく切る予定。

裁断した紙のスキャン

ScanSnapは神だと思うけれど、量が多いと、これはこれで大変だ。

  • 紙がジャムったら、「読み込みを継続」で数ページ前からやり直す。後からAcrobat上で、重複ページを削除する。
  • グシャグシャになってしまったページは、1枚ずつ読み込む。
  • ポストイット、角折り、しおりなどを事前に本から取り除いておく。

悩み

  1. 裏移りする。特に、(『情報処理』などの)薄いコート紙がひどいので、これらのOCRによる文字認識は諦め気味。
  2. iPadより大きい版型の本は、読む上で拡大が必須になることに抵抗があって、まだあまり試していない。
    • iPadと同じか、それより小さな版型の本は、迷わず電子化できそう。
    • もしかしたら、iBooksよりも自炊PDFを読むのに適したアプリがあるのかな。そのうち探そう。
  3. 非生産的で死にたくなる。
    • 特にスキャン。紙送りの調子をそこそこ監視する必要があり、放置できそうでできないのが地味に辛い。
    • この休みはインフルエンザにかかったんだ・・・だから寝込んでて外出も勉強もできないんだ・・・と思い込むことにより、作業を継続している。つもりインフルエンザ貯金(って何?)をつかってしまったので、次の冬はインフルエンザにかかるわけにいかない。

そんな感じかな。