焦りの処方箋
自分から見るととても凄いエンジニアの方が、どこぞで悩んでいらしたので、ひとりごとを書いてみます*1。
よく似た悩みにとらわれることが自分もあるので、自分に向けたつもりでもあります。
・・・
「上には上がいる」とか、「やってもやってもダメな気がして焦る」とか。
そういった感情に名前をつけるなら、「誤差の拡大解釈」 で、どうでしょうか? と思います。
この先数十年エンジニアをやるつもりなら、今感じる挫折は、全部誤差の範囲です。
凄い人を見て、劣等感を味わうたびに、自分はそう思い直すことにしてます。
まあ処方箋の一つとしてですが。でも、本気でそう思い込んでも、あながち間違いではないと思います。
何かの分野で、オンリーワンになりたいと思っているとして・・・
「オンリーワンになれたかどうか」なんて、80歳くらいになるまでは、分からないですよ。不定です。
もちろん、際立った才能を持つ人は、10代でも、もっと若くても、オンリーワンやナンバーワンになっていきますが。
才能って、ある/なしの二値じゃなくて、程度問題です。しかも、才能の「種類」は、無数にあります。
("程度問題"とは、前に書いたような意味です。→ http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20110729/db)
数十年やってみないと、評価のしようがないと思います。
だから、その挫折感は、誤差とみなしてOKです。
どうせ丸められちゃうから、気にしなくてオーケー。
きっと、たぶん、おそらく。
・・・
あと、夜中にこの手のことを考え始めると、思い詰めてしまいがちで、ろくなことがないです。オトナは特にそうです。どんどんネガになる。
そうなったら、寝るが吉です。たっぷり寝ましょう。
朝になったら、また、元気が出るでしょう。*2