ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g のこと

土曜にBronze SQL基礎I(1Z0-017J)、日曜にBronze DBA11g(1Z0-018J)に合格したのでメモ。花見がなんだ!Oracle前進!ですよ。ごめんなさい、ウソです。桜を見ながら勉強しました。

科目選択のこと

すでに11gSQL基礎Iの試験がスタートしているのに、なぜBronze SQL基礎Iなのか。そして、なぜDBA10gでなくDBA11gなのか。

それには情けない事情があり、手元の問題集が古本で買った10gのものだったからです。うち、大きな会社みたいに受験費の補助とか奨励金とか出ないんで…受験費だけでイッパイイッパイなんで…古本買っちゃった。

でも、今からせっかく取るなら11gがほしい。で、11gの新機能はWebで調べて知識を補うことにして、上のように受けました。

Bronze SQL基礎I

解いてみた。けど、1.5周くらいで力尽きました…。SQLに酔った。試験の難易度は、この本と同じか少しだけ上のレベルでした。

それよりも、Oracle Database 10g Express Editionを自宅のPCに入れて、夜な夜な「オラオラオラオラオラオラ」とテーブルを作ったり壊したり作ったり壊したり…(エンドレス)。こっちは幸い酔わなかった。SQLの勉強はこれでOKでした。

でも、もっとOracle構文に特化して学習した方が、Oracleの勉強として有意義だったかも。SQLの復習しかできなかった気がする。

Bronze DBA11g

11gをまったく触らないのは無謀なので、諦めて黒本を買いました。それが前者です。こちらを主に使って、後者の10g問題集はほとんど使いませんでした。0.2周以下。

DBA11gの勉強をしていると、「こんなの覚えなくても、マニュアルを読んで使えばいいや」とか「このボタンの意味を覚えたところで、上手いチューニングができるようになるわけでなし」などという不毛な思いが、ふつふつと湧いてきて、よくないです。

なので、「これまで自分が設定に困って、DB管理者を煩わせていた部分を理解しよう」という目的をもって勉強してみたところ、気力が続きました。具体的にいうと、私の場合はパスワードまわり。何度迷惑をかけたことか。今後は、かなりマシになると思う…たぶん。

Oracleの仕組みの入門書

試験対策の話はさておき、勉強の一環で読んだOracle本がとても良かったです。

絵で見てわかるOracleの仕組み (DB Magazine SELECTION)

絵で見てわかるOracleの仕組み (DB Magazine SELECTION)

プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 Oracle現場主義

プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 Oracle現場主義

『絵で見てわかるOracleの仕組み』では、Oracleの専門用語がほとんど使われていません。平易な説明と、擬人化されたプロセスのちまちましたカワイさに、なんともいえず和みます。

『プロとしてのOracleアーキテクチャ入門』は、説明が上手い。しかも詳しい。前者の本で疑問が残ったところを、うまく埋めてくれます。黒本を読むだけでは、Oracleの中身の動きは意味不明のままになってしまう。仕組みを知って自分が安心するために、この手の本が必須でした。

今回の受験理由は、Oracleへのアイを育てるためでした。これは半分ホントで、今月下旬のOracleのイベントへ行けることになったので、その勢いで申し込んだ、という…(開催日までにテンションを上げるため、Oracleのリリース情報やニュースを予復習するのと並行して、基礎知識を整理することにした)。

その結果、上の本に出会えたのでラッキーでした。良い本との出会いは宝物ですね。