『Code Craft』3〜5章

ひきつづき、『Code Craft ~エクセレントなコードを書くための実践的技法~』を読み中。訳書であることを忘れるくらい日本語が読みやすい。今日読んだのは次の3つの章。

  • 第3章 名前の意義
  • 第4章 必要な情報を余さず書く
  • 第5章 的確なコメント

オブジェクト倶楽部2009夏イベントの懇親会で、「変数といえばこの人」といわれている方とお話しする機会がありました。その方が「変数の命名は、簡潔さより明瞭さが重要」とおっしゃっていて、非常に納得したのですが…同じことがこの本の第3章でも解説されていました。数日のタイムラグで、まったく同じ話題に出会ってびっくり。というわけで、もう一回納得。

第4章は、自己解説的コードを書こうという話。文芸的プログラミングとかJavaDocとか。文芸的プログラミングって、これを読んでも自分にはさっぱりピンとこない…。どういうものなんだろう?

第5章は、第4章に出てきたコメントの話題を、さらに掘り下げて扱っています。「方法ではなく理由を説明する」という項があり、重要なのでこの項を2回読み、ページを食べるつもりでしっかり覚えろ、と書いてあります。

こんぴろさんの上の記事を読んでから、コードにWhyを残すこと/残されたWhyを読み取ることを仕事中に意識することが増えました。この本を読んで、あらためて考えさせられました。あと、読み手にとって意外なコードを説明せよとか、コメントを書いたらコードのコンテキストを意識してもう一度読み直せとか、いろいろためになります。

ちょっとずつ読も。