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火星年代記

読みました。楽しかった。火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)作者: レイ・ブラッドベリ,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版購入: 1人 この商品を含むブログ (6件) を見る1つ前の日記でこのコンピュータ書がすごい!のメモな…

新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2016年版

「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2016年版」の配信を聴いたので登場した本をメモ(数冊聞き漏らしたと思う)。強調は、自分が昨年までに読んだ or これから読みたい本です。 年間1〜5位 5位: 暗号技術入門 第3版 4位: リーダブルコード 3位: すっ…

今年よんだ海外翻訳SFふりかえり

夏から秋にかけて失速しつつ、13冊読みました。1冊だけ将来読み直す権利をやろうといわれたら、『幼年期の終り』にします。 星を継ぐもの (創元SF文庫) ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫) 巨人たちの星 (創元SF文庫) 夏への扉 幼年期の終り 遙かなる…

2001年宇宙の旅

決定版がKindleで出ていたので読みました。面白かったです。2001年宇宙の旅〔決定版〕作者: アーサー C クラーク,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/07/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る2015年の私生活最大の収穫は…

野火(小説)、野火(映画)

私の左半身は理解した。私はこれまで反省なく、草や木や動物を食べていたが、それ等は実は、死んだ人間よりも、食べてはいけなかったのである。生きているからである。 むかし文庫を読んだのですが、時間がたって同じ作者の『レイテ戦記』と混同している部分…

銀河遊撃隊

ずいぶん前に読み終わったけどここに書いてなかった。finalfusionさんオススメの一品。図書館で借りました。銀河遊撃隊 (1980年) (ハヤカワ文庫―SF)作者: ハリイ・ハリスン,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1980/11メディア: 文庫この商品を含むブ…

すっきりわかった! VPN

読みました。2009年刊行と少し古いですが。すっきりわかった!VPN 改訂版 (すっきりわかったBOOKS)作者: ネットワークマガジン編集部出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/03/02メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 35回この商品…

われはロボット

面白かった。われはロボット〔決定版〕作者: アイザックアシモフ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (25件) を見る2週間ほど前に読み終わったけど感想を書いていなかった。6月が終わってしまうのでとりいそ…

タイタンの妖女

物凄く面白かった。今年読んだSFの中では1、2を争うレベル。タイトルと装丁が好みじゃなくて今まで読んでなかったけど、もっと早く読めばよかった。タイタンの妖女作者: カートヴォネガットジュニア出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/03/29メディア: Ki…

銀河ヒッチハイクガイド

読んだ。面白かった。これは新訳とのこと。銀河ヒッチハイク・ガイド 銀河ヒッチハイクガイドシリーズ (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/08/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る自分のまわりでは日…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

タイトルだけ知っていて読んだことがない翻訳SFの代表といえば、自分にとってはこの作品だった。やっと読んだ。アンドロイドは電気羊の夢を見るか?作者: フィリップ・K・ディック,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版…

楽園の泉

面白かった。楽園の泉作者: アーサーCクラーク,山高昭出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/03/29メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見るfinalfusionさんから『遥かなる地球の歌』とあわせて教えてもらって、読みました。ハリウッド映画に…

遙かなる地球の歌

仕事でバタバタしていて感想を書いていなかった。読みました。面白かった。遙かなる地球の歌作者: アーサーCクラーク,山高昭出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見る『幼年期の終り』を読んだ後に…

幼年期の終り

コロニーにおける実験音楽の多くは、完全に意識的に、いわば"時の小節"とでも呼ばれるべきものと結合していた。人間の心がとらえることができる最短の音は何か あるいは、退屈を感じない範囲で堪えることのできる最長の音は? そしてその結果は、各種の条件…

夏への扉

読んだ。面白かった。夏への扉作者: ロバート A ハインライン,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (15件) を見る雑にいうと、ライ麦畑の訳本っぽい文体のバック・トゥ・ザ・フューチャーという印象…

巨人たちの星

『星を継ぐもの』の続編『ガニメデの優しい巨人』を読み終わってすぐに、Kindleで買って読んだ。続々編。 感想: ガニメデの優しい巨人 - 虎塚 巨人たちの星 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/12/12メデ…

ガニメデの優しい巨人

『星を継ぐもの』が面白かったので、続編を読んだ。 感想: 星を継ぐもの - 虎塚 ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/12/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見るイ…

Rubyのsetterメソッドを呼ぶ時はレシーバをつける

『Effective Ruby』を読むメモ。前回の日記はこちら。 Rubyの継承階層の話 - Effective Ruby - 虎塚 コードを書いていたら、さっそくこの本の内容が役立ちました。eqlとhashを上書きする話です。3章の途中まで読んだ後、後ろの方の気になるところをチラ見し…

星を継ぐもの

読んだ。面白かった。星を継ぐもの (創元SF文庫)作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1980/05/23メディア: 文庫購入: 207人 クリック: 2,160回この商品を含むブログ (481件) を見る数年前にE_Mattsanさん他数名の方に勧…

Rubyの継承階層の話 - Effective Ruby

『Effective Ruby』を読む。前回の日記は、こちら。 freezeできない「既存の定数」って何? - Effective Ruby - 虎塚 今日は2章を最後まで読みました。復習は、2章の頭からです。 項目6 Rubyが継承階層をどのように組み立てるかを頭に入れよう クラスもオブ…

freezeできない「既存の定数」って何? - Effective Ruby

『Effective Ruby』を読んでのメモ。前回はこちら。 nilとfalseを区別したい人生だった。あとPerlのような暗号を使うのをやめろ - 虎塚 今日は2章の項目10まで読みすすめました。1章の続きを復習します。 項目4 定数がミュータブルなことに注意しよう Rubyで…

nilとfalseを区別したい人生だった。あとPerlのような暗号を使うのをやめろ

Effective Rubyを読み始めたら面白かったので、ちょいちょいまとめていこうと思います。Effective Ruby作者: Peter J. Jones,arton,長尾高弘出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2015/01/09メディア: 大型本この商品を含むブログ (13件) を見る昨夜は1章を読み、…

新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2015年版

座談会というか、高橋さんが物凄い速度で大量の本を紹介する楽しくも辛いイベント。電話したらすでに満員だったのでYoutubeで見ました。aosa本の読書会で直前まで池袋にいたけど、疲れていたというのもあり。 感想 ピアソン本救済されてよかった Excelの本め…

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」4章〜5章の途中

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」の読書メモ。今日は、4章から5章の途中までです。 4章 動的型付け Erlangはランタイムにエラーが取得される動的言語だけど、他の多くの動的言語よりも安全だという話。実績として、可用性の高いネットワークスイッチの例が挙…

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」3章のラストと復習

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」の読書メモ。今日は3章全体を読み返して復習しつつ、3章ラストの「3.5 どれがいいの?」についてです。 (復習)関数宣言、関数節、関数のヘッド 前回よく分からないと書いたけど、脚注を読んだら書いてあった。飛ばしてすい…

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」3章の途中

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」の読書メモ。今日は、3章のガードからcase ... ofまで。 ガード ガードの意味と役割が本文に明記されていないようなのだけど(文脈からわかるよねということかも)、ガードとはパターンマッチの事前条件を書くものだと理解し…

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」1章の途中〜3章

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」の読書メモ。今日は1章の最後のバイナリ処理から、3章のパターンマッチの話まで。 前回ふと思ったこと 16進→2進のような変換はどう書くのか。 245> WallHex = 16#802b1200. 2150306304 246> erlang:integer_to_list(WallHex,…

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」1章

「すごいErlangゆかいに学ぼう!」という本をジャケ買いしてしまったので、ちょとずつ読むことにしました。読み途中の本はいろいろあるのだけど、こういう本は旬な時期にノリで読んだほうがいいですし。というわけで、読書メモを載せていきます。些細な疑問を…

OOSC 3章 演習問題E3.1 Javaはモジュール性の基準と原則をどの程度満たすか

OOSC読書つづき。昨日は3章まで読んで、演習問題E3.1(p.82)について会話したので、そのメモを書きます。その節はありがとうございます m(_ _)m >身近な方 E3.1 プログラミング言語のモジュール性どのプログラミング言語でもいいから良く知っている言語の…

OOSC 1、2章

DDDを理解するためにOOSCを読み直すことにしたので、自分宛に感想や連想をメモしていきます。今日は、1章と2章。 正確さと機能性を区別する この本が外的品質要因で最も重要なものとする「正確さ」(p.4)は、「機能性」とは別の性質である。自分は両者を混…