メモ:検証作業で踏むべき手順

要は、あわてなさんな、考えなはれってことなんだよね、たぶん。

  1. 落ち着く
  2. 記録できるものをすべて記録する
    • 各レイヤのセキュリティログ、アクセスログ、エラーログ、設定ファイル
    • パッケージ/アプリケーション/ツールのインストールログ、ビルドログ、設定ファイル
    • ブツが取れないならスクリーンショット
    • 検証環境そのもの
      • 仮想マシンなら、スナップショットと設定値
      • 物理マシンでも、なるべくマシン丸ごと
  3. 以後の検証手順を組む
    • 問題を切り分けるためには、単純な構成から複雑な構成へと順に組み、検証する
    • すでに複雑な構成の時は、解体して、単純な状態に戻す
  4. 各項目で何を検証したいのかを再確認
    • 作業の重複や実施手順のミスによるムダはないか?
    • 本筋から攻めているか? 誤って、後にくるものや瑣末なものを優先していないか?
  5. 落ち着いて検証再開

記録は、一見面倒だけれど、丁寧に取れば取るほど、中期的に見て時間を節約できる。目先の手間を惜しまない。

上の人がいれば、3が終わった時点でレビューしてもらう。レビューが済むまでは検証環境を絶対に消さない。

また、次の検証のために環境を更地にする必要がある時も、なるべくぎりぎりまで引き延ばす。他のマシンで途中まで作業できるなら、そうする。往々にして、元の環境に取って返して何か試したくなることが、あとで発生する。

こんなところかな? すぐにあわてる自分用に、メモ。