ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック

読みました。

ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック (Software Design Books)

ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック (Software Design Books)

先月、次の記事が話題になっていましたね。

この手の知恵を語ってくれる方は有難いです。まわりの人にデバッグについて聞いても、フォースを感じろとか霊感使えとか根性入れろとかいう話になりがちで、ついていけませんから…。

で、そういえばデバッグの本を積ん読してたなぁと思い出して、今日は上記の本を読んでいました。

(結構前に買ったものの、CやC++が分からなくて読み進められず、自炊してiPadに放り込んでました…)

先ほどの記事で解説があった、プログラムを少しずつ削ってバグのある箇所を絞り込む話も載っていました。

また、特定の関数からの呼出時にのみデバッガでブレークしたい場合、C++はリフレクションがないため、関数やインスタンスのアドレス値をブレーク条件に入れるという話が、勉強になりました。そんなプリミティブな作業をJavaではしたことがないので、ホントにこんなことやるんですか・・・大変なんですね・・・とか思ってしまいました。

そもそも、C++にリフレクションがないことを知りませんでした。驚いて検索したら、こんな記事を見つけました。

リフレクションが欲しければ、作らなくちゃいけないんですねぇ。

また、「関数の返り値はどうあるべきか」や「ポインタと参照との関係」といった議論は、デバッグというよりは設計の話で、こちらも面白かったです。

登場人物のひなた先生がかわいくて、新年早々なごみました。