ブログについて考えること、2012年10月のスナップショット
id:E_Mattsan さんからのコメントで、「日誌を書くことは抽象化の訓練だ」という示唆に富むエントリを紹介していただきました。
今年の残りは、日記をもう少しマメに(ただし、できるだけ短く)書いてみます。
最近は、バカさをあまり喧伝すると、今後の転職に障るかなぁと思ってしまい、ついサボりがちでした。え? 今さら気にするのかって? しますよ……にんげんだもの……。しかし、遅すぎた/(^o^)\
これを機に、ブログについての最近の考えをメモしておきます。
ブログを書くか、書かないか
そういう意味では、エンジニアはブログなんて書かなくていいんですよ。「ブログはコードを書けない人のもの」ですから。「ブログなんか書いていないが、とにかくソースコードを見てくれ」、というのが本当だと思いますね。それ位、ソースコードは強烈ですよ。
http://www.procommit.co.jp/feature/individuals/shibata/02.shtml
初めて上の文章を読んだ時、おそらくこれは真実なのだろうと思いました。
そして、出来ていない自分が恥ずかしくなりました。
実際のところ自分はプログラマではないので、そこまでストイックにソースコードにこだわらなくてもよいはずだ、と逃げを打つこともできるでしょう。そうすれば、心を守れるかもしれません。しかし、いやしくもITの世界で技術職として職を得て、実装技術を向上させたいと思っているのであれば、こういった考え方に背を向けてしまうのは、違う気がします。
というわけで、いろいろ考えましたが、今の考えはこんな感じです。
- (業務外の時間に)コードを書く暇も、ブログを書く暇もない場合 → コードを優先して書いた方がよい
- (業務外の時間に)コードを書いている場合 → ブログを書いてもよい
勉強会レポート
書くか、書かないか
「ブログを書くまでが勉強会」という言葉がありますが、個人が24時間を何に使い、何に使わないかという選択の問題なので、ぶっちゃけ書かなくてもよいと思っています。たとえば、上記のように、その時間をコードを書くことに充てたほうがよいという判断も、もちろんあるでしょう。
ただ、聴いた話を咀嚼して再構成すると、自分は記憶に残りやすい気がするので、後から思い出したい内容の勉強会については、なるべくレポート(というほどでもないメモ)を書いています。
関連記事
年に一度か二度は、ブログについて考えているようです。
基本的な考えは、これまでと同じです。以下の記事に加えて最近考えていることを、今日は書きました。
- エンジニアがブログを書くことについて http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20110716/blog
- 「コードを読め」「はてなーたれ」と師匠は言った。さて。 http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20110615/blog
- 今週のお題「ブログをはじめたきっかけ」 http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20101020/theme
- 未熟な技術者としてブログの使い方を考え直す http://d.hatena.ne.jp/torazuka/20100504/blog