おせちの自作についての覚書き
年末におせちを作ったので、買ったものや作業手順、反省点をメモしておきます。
昆布巻とかまぼこは市販品です。それ以外を作りました。
日程と作ったもの
深夜はゼルダをやっていたので、毎日昼過ぎまでグースカ寝ており、買出しも調理も昼過ぎから夜にかけての作業になりました。
準備
買い足した調理用品
- 抜き型 4コセットで500円くらい
- お煮しめのニンジンの飾り切りに
- 煮出し用袋 32枚入り 108円
- 栗きんとん作りでサツマイモをくちなしの実と煮る時に、くちなしを取り出しやすいように
- ジップロック(中)3個 220円
- 手持ちのものでは数が足りなかったので
- 煮物を1品ずつ作らず、まとめて筑前煮にすれば足りたと思う
巻きす(伊達巻用)やフードプロセッサー(これも伊達巻用)は以前から持っていました。
28日の買い物
祝い肴三種の一種目。日持ちするので早めに買ってOK.
- 田作り 50g 249円
紅白なますの材料。乾物なので早めに買ってOK.
- きざみ昆布27g 139円
お煮しめの材料。さやえんどうは30日に買えばよかった。
- タケノコの水煮 598円
- さやえんどう 304円
29日の買い物
祝い肴三種の二種目。29日夜に戻すので、遅くてもこの日までには調達しておく必要がある。
- 丹波黒豆 250g 1365円
- 乾燥状態から作るのは大変なのは知っていたので缶詰を探したけど、完成品か乾燥品しかなかった
切って食卓に出すだけ。
- にしん昆布巻3本 419円
30日の買い物
祝い肴三種の三種目。30日夜に塩抜きするので、遅くてもこの日までには必要。
- 塩数の子 776円
栗きんとんの材料。
- 焼きみょうばん35g 79円
- 鳴門金時 238円×2本
- くちなしの実 5個 149円
- 水あめ 255g 165円
- 栗の甘露煮 500g(21粒入っていた) 835円
お煮しめの材料。
- 土付きごぼう 138円
- こんにゃく 250g 50円
紅白なますの材料。
- 大根 55円
- 金時ニンジン 158円
- 残りをお煮しめにも使った
- 柚子 238円
- 皮を使う。年明けに雑煮でも活躍した。
伊達巻の材料。31日の朝に買出しをするなら、31日に買ってもよい。
- はんぺん1枚 120g 84円
- 卵 10個 189円
以下は、切って食卓に出すだけ。品切れの心配がなければ、31日に買ってもよい。
- かまぼこ白 119円
- かまぼこ紅 119円
31日の買い物
えびの煎り煮用。
- 有頭・加熱調理用 エビ 2尾 1080円
途中で買い足した調味料
とにかく砂糖が足りなくなる。黒豆を煮る時に豆と同量使うので。
- きび砂糖 750g 300円
- 純米酢 500ml 279円
- 醤油 420円
気をつけたこと
作業ミス防止
買い忘れ、作業忘れ防止のため、計画をメモに書いてから実施しました。
特に、前日に下ごしらえが必要なものは、材料の調達遅れと前夜の作業忘れがあると致命的なので、気をつけました。黒豆は戻すのに一晩かかります。数の子は塩抜きに一晩かかります。
時間がかかる黒豆対策
黒豆は6時間以上もコンロを1口占領する上に、アクをすくったり差し水をしたりが必要で、長時間目を離すことができません。隣で行う作業としては、比較的単純な作業でできるお煮しめを作るのが効率的だと考えて、そうしました。1品ずつ作ったので、キリの良いところで作業を止めて、その日の夕食作りに移ることも容易です。
卵焼き器を使わない伊達巻作り
伊達巻の作り方は、四角い卵焼き器を使う方法が優勢のようです(この記事の最後に挙げた参考書でも、卵焼き器を使うレシピが載っていました)。しかし、自分は目的特化の道具はなるべく持ちたくないので、家に卵焼き器がありません。そこで、バットに生地を流し入れて、オーブンで焼くレシピを参考にしました。
反省点
大量に使う砂糖は、最初に予備を買っておけばよかったです。
2日目は作る品数が多くて忙しかったです。酢を使うので日持ちがする紅白なますを、1日目に回してもよかったと思います。
栗きんとんの裏ごしが本当に大変で、疲れてしまいました。ぼやいていたら、なんと、櫻庭さんからフードプロセッサーでできると教えていただきました。次に作る時はフードプロセッサーを使ってみます。(情報ありがとうございます)
エビは保存すると色が悪くなるので、31日に調理する必要があります。そこで、31日の夕方に買出しに行きましたが、頭つきの加熱用エビが近所でなかなか見つからなくて困りました。朝に買出しに行くべきでした。
作ってみてよかったこと
食材の飾り切りについて、自分は長い間、可食部を減らすなんてもったいない、無駄なことだ、と思っていました。しかし、型抜きで余った部分は捨てるのではなく、雑煮や味噌汁に入れて使えばよいということが今回分かり、料理に関する偏見が一つ減りました。
そんな感じでした。面白かったです。
参考資料
次の本を図書館で借りたところ、非常に役に立ちました。
定番おせちとお祝い料理―料理ならおまかせ (特選実用ブックス)
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