ymsr送別会へ行ってきた

土曜日、ymsr送別会へ行ってきた。

ましろさんがその場にいる皆に愛されていたことが分かるイベントだった。送別会の概念が自分の中で覆るくらい、あるいは一周してしっくりくるくらい盛り上がっていた。参加した人から、「これ絶対頭おかしいですよね」と何度か確認された。(特に、遺品を奪い合うゲーム大会の後、景品のMacBook Airでスイカを割って、皆で故人を偲ぼうとしたあたりで)

思い出

ましろさんと初めてTwitterで絡んだのは2009年だった。やましろさんが「深夜だし、好きだったAV女優挙げていこうぜ」とか言っていて、「古都ひかるとか好きでした」とリプライしたのが最初だった。

初めて対面で話したのは、あるイベントの懇親会で、今回の送別会の二次会と同じ店だった。当時同じ会社にいた[twitter:@shot6]さんが、やましろさんに「これ、うちの後輩」と自分を紹介してくれた。「えっ。ということは、タイチの後輩?」と笑いながら嫌そうに言われたのを覚えている。

それ以降、やましろさんは会うたびに、「太一最近どう?」「あいつ元気?」「太一こわいよね」と話を振ってくれた。共通の知り合いとしての太一さんが、よく会話のネタになった。会うのは、やましろさんが幹事の飲み会が多かった。やましろさんは太一さんに女子大生とのデートをスニーキングされたことがあり、そのエピソードを何度も恨みがましく聞かせてくれた。「太一さ、先輩としてどういうことやってんの? おれも今教育っぽいことやってるから、あいつがどういうやり方してんのか気になる」と真面目に聞かれたこともあった。

Twitterで誘い合って6人くらいで食事に行ったこともあった。赤坂のアフリカ料理店へ行った時、閉店間際に陽気な音楽が流れる中、店の人がテーブルにやってきたかと思うと手を取って席を立たされ、店の人たちと一緒にフロアでダンスをしたなんてこともあった。腹いっぱい食べてお酒を飲んだやましろさんはノリノリで、大きな体を揺らしながら楽しそうに踊っていた。

送別会

そんなやましろさんのお友達で、自分にとっては先輩である太一さんが、気持ちの整理をするために送別会をすると聞いたので、何か手伝いたいと思って参加した。やましろさんとすごく親しかったわけでもない自分が席を埋めていいものか迷ったけど、まあよしということにした。

先週末、送別会のゲームで使うymsr名言STREAMSを作るために、やましろさんのツイートを調べていた。やましろさんのツイートを何千個も読み、皆に刺さりそうなものを独断で選びだす、随分趣味のいい作業だった。深夜、故人のtweetを遡りながら、ああここにやましろさんがいる、と感じて懐かしかった。

この先、Twitterにデートの予定を流すような油断したアカウントを見かけるたびに、java-jaの誰よりも早く突然イチ抜けしてしまったやましろさんのことを、きっと思い出すと思う。

ymsr名言STREAMSのURLはこちら。http://yamashi.ro/streams/ カードの画像に、http://tumblr.yamashi.ro/post/75142244361の写真を加工して使わせていただきました。