アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

タイトルだけ知っていて読んだことがない翻訳SFの代表といえば、自分にとってはこの作品だった。やっと読んだ。

冒頭の展開が唐突かつ退屈で心が折れかけたけど、途中でサスペンスっぽくなってきてからはテンポよく読めた。そこそこ面白かった。

廃墟や宗教の描写がライトノベルっぽい。というか1990年代のJ文学っぽい。もちろん逆なんでしょうけれども。

次はディック作品を片端から読もうという話もありましたが、別の本にいく予定です。でも、『ユービック』は面白いという人が多いようで気になります。TODO: いつか読むかも。