あなたとわたしをネットストーカーから守る七色の自戒

Twitterとか、ブログとか・・・

気をつけてね、キヲツケテネ・・・

基本心得

  1. 自分が個人情報をどの程度出しているかを自覚する
  2. 個々の情報は断片的でも、繋ぎ合わせると意味のある情報になることを意識する
  3. 自分の情報だけでなく、家族知人友人他人の情報を漏らさない

七色の自戒

(赤) 生年月日を書かない

自分自身の生年月日を書く時は、二度とその情報を回収できないことを覚悟の上で。

生年は、それ自体を書いていないつもりでも、特定可能な形で表出させがちな情報なので、気をつける。

  • 日記に「大学2回留年した」とか「高専卒業後すぐに働いた会社で…」などと書いており、かつ、年齢を年月日付きで一度でも明らかにしていれば、生年を書いたもほぼ同然。
  • 干支の話題もウッカリしがち。

他人が生年月日を本人自身の言葉で明らかにしていない場合は、触れないのが一番。

  • 生年月日を明らかにしている人が、「娘が生まれました。誕生日は、なんと私と1日違いです(*^^*)」と発言するのは、「インターネットに女性の生年月日を本人の同意なく流す」好例。
  • 本人が「age++」と自己申告するよりも先に、「お誕生日おめでとう!」と公の場で伝えない。どうしても言いたければ「おめでとう」で。
(橙) 住んでいる町の名前や最寄駅名を書かない

住宅街の範囲が狭い地域では、居住場所を特定されうる。

  • 過去の日記に「引っ越しました! 今度は○○沿線です」などと書いており、後日Twitterで近所が話題になった時に、「あ!!私そこから3駅です☆」と脊髄反射で投稿してしまったら、最寄駅を2つにまで絞り込まれる。
  • 特定の何線の電車が遅れてるとか止まってるとか高頻度でポストしてよいのは、通勤経路を不特定多数に知られてもよい人だけ。
(黄) 自宅の位置が特定できる情報をアップしない

特に写真。特徴的な景色や建造物が写り込んだ写真に注意する。その付近に十分に詳しい人が見れば、どの建物の何階から撮影したのかまで推測可能である。さらに、屋内の写真の場合、日の差込み方が鮮明に分かると、窓の方角が推測されうる。

また、マンション住人は、何の気なしに居住階の情報を出しがちだけど、ストーカーにとっては重要な情報なので気をつける。

  • 「うちは7階なので虫がこない」
    • 悪い虫が電気の点灯消灯で在宅時間を推し量っています。

「隣の敷地で8時から23時まで工事やっててうるさい」とかも、最寄り駅情報と照合すると、非常に精度の高い自宅特定情報になりうる。

(黄緑) ご当地イベント情報を自宅の位置と絡めて書かない

ラソンや聖火ランの経路上に位置しても、後先考えずにはしゃがない。

  • 「うちから3ブロック先にお笑いの○○がいた。××の収録かも」
    • ××という番組が公開された瞬間、自宅のあるブロックの見当がつけられます。
  • 「○○祭りなう。お神輿が家の前通った!」
    • 次に祭られるのはあなたです。

ネタ切れ感漂いつつ、以下は、他人の個人情報の取り扱いについて。

(緑) 知り合いを見かけたりばったり会ったりしても、そのことを書かない。

本人が明らかにしている場合はOK。しかし本人以上の詳細度で不特定多数に伝えない。

相手は、その日その時間にその場所で誰と何をしていたかを、第三者に知られたくないかもしれない。特に、相手に同行者(例:家族)がいる場合は、本人以上にその連れのために配慮をする。

せめて「いつ」「どこで」「誰と」会ったかの情報のうち、1つ以上を抜いて発信する。

(青) 他人の所属や勤務先に言及しない

本人がプロフィールで明らかにしている場合はOK。

恨みを持つ第三者が、情報を頼りに職場に突撃して何かやらかし、その人が解雇された場合、責任が取れるか考える。また、相手が所属先に内緒にしている活動が、所属先に知られ得る、という迷惑もありうる。

(紫) 他人の性別を(直接的、間接的に)明らかにしない

本人がプロフィールで明らかにしている場合はOK。問題にしているのは次のようなケース。

  • Twitterで他人を「ナースの卵リスト」や「女子大生リスト」に放り込んでいる人たちは・・・
    • 仮に自分に女児がいて、その子どもが他人の「小学生女児リスト」に放り込まれていたら、という状況を想像してみよう。
    • "いいぞ、もっとやれ!"
    • せめてリストをprivate設定にする。

全部ネタです

ネットストーキング力を向上させるために心がけていることを書いてみました。

キヲツケテネ・・・

キヲツケテネ・・・

キヲツケマス・・・